SANGRIAサングリアとはスペイン語でSANGREサングレという血という意味。
血のような飲み物?というよりは血の中に入る飲み物と言った方が正しいかもしれない。
そもそもが羊飼いや農家などが腰にぶら下げて空いた時間に飲む飲み物でレモンやオレンジにシナモンを加えた栄養剤。
日本と違いスペインでは水道水が立派ではないので水は高い飲み物でお金を払うものなのです。
水よりも若いワインの方が安く、それを保存効果のあるシナモンやレモンで味付けして普段使いで飲むアンダルシア地方の代表的なカクテル?であるが今のスペイン人は同じようなティントベラーノという少しレモンソーダのようなもので割ったものを好んで飲む。ティントベラーノとは夏の赤ワインとでも言おうか、さっぱりして飲みやすい。若めのワインが安いので頻繁に飲めるのでしょうね。

私が働いたレストランでは賄いの時間には必ず水ではなくワインでした。その時に日本人だからと言ってサングリアを作ってくれた。
しかしブランデーをたくさん入れてかなり強いお酒になってしまい酔って働いた事を覚えています。

血という意味なので当然色は赤!!本来は赤ワインで作るものがサングリア。レモンにシナモン、オレンジを加えれば後は砂糖やブランデーやバナナやリンゴなどお好みで加えてオリジナルを作れば楽しい暑い季節の定番ドリンクとなります。
ちなみにスペイン人に作ってもらった最悪のサングリアとは、アボカドと60度のオルッホという焼酎にたっぶりすぎるぐらいのグラナダ(ザクロ)が入ったサングリアで飲んだ瞬間に俺は壊れると直感した味で全部飲み干すのに1時間以上かかりました。
皆さんも是非オリジナルを作ってみては!!